半べえ庭園の零余子(ムカゴ)

10月になり朝晩が涼しくなってまいりましたね。

今回は、今の時期に旬を迎える「零余子」をご紹介したいと思います。

零余子(ムカゴ)とは・・

零余子はナガイモや自然薯などのヤマイモ属の蔓になる肉芽のことで、

秋になるとヤマイモの蔓の葉の付け根辺りに沢山付き、

地下の芋同様貴重な山の幸として食用になります。

量がそれほど採れないせいか、

今ではあまりポピュラーな食材ではなく

スーパーなどでもあまり見かけませんが

昔から親しまれてきた食材なんです。

零余子は9月ごろから付きはじめます。

収穫時期は9月下旬から11月初旬で

その頃になると葉の色が黄色くなり始め

指で軽く触っただけでポロッと取れるくらいになったら完熟です。

食べ頃の旬も収穫時期と一緒で10月~11月が旬です。

お写真の零余子は半べえで見つけものです。

庭園の木戸を入って右側にある六角苑の近くの道を上に上がっていくと

ひっそりと零余子がいます。

是非探してみてください。

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半べえでは、日本の四季折々を皆様にお愉しみいただけるよう、情報発信してまいります。 今しか味わえない、ここでしか味わえない、 日本庭園の素晴らしい四季と、季節感いっぱいの日本料理をお愉しみください。

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